なつきレッスン2

元デリ姫なつきです。風俗辞めて10年、見てきたこと考えてきたこと。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

その商売は上手くいきません・・・

わたしの高校時代の同級生が、お店を始めるので遊びに来てって誘われたので、今日ちょっと行ってきました。

高校のときからその子はおしゃれで、卒業してからすぐに大きな街に引っ越して古着屋に勤めたんです。

やりたいことがはっきりしてる子ってすごいなあって思ってました。当時はね。

30代すぎてから初めて持った自分の店っていうのも、やっぱり古着屋でした。

でも特に新しいものはありません。古着を仕入れてきて、利益を乗せて売る。それだけです。

住宅地の戸建てのアパートを借りて、そこが店舗です。

看板も結構オシャレにつくって、まあまあ、古着屋と言われたらそうなのかもねっていう雰囲気になってました。

中に入ってみて、ちょっと・・・うーん・・・となりました。

商品が少ないんです。

セレクトショップでもなく、ただの古着屋です。なのに、イタリアの超高級ブランドのショップのような陳列の少なさ。ちょっと異常です。

正直に、なんでこんなにがらーんとしてるの?って聞いたらね、
実はなつきちゃんに相談したくて・・・となりました。

前に勤めていた店の社長と喧嘩別れして出てきてるんです。なので自己資金がなけなしの貯金、200万円しかないとのこと。

それで店を借りる初期費用、看板、什器、フライヤー、1人いるアルバイトの子の時給、火災保険、それを払った残りが仕入れのお金だったとか。

古着の仕入れの仕方なんて詳しくはないですけど、それでも仕入れそのものと同じくらい旅費がかかるのは想像がつきます。
結局、その旅費が出せないから仕入れもできず、この状態だというのです。

なので資金繰りとして、今後どうしたらいいか私に相談したかったということでした。

銀行はそもそも無理なので公庫から資金を借りようか、とかいろいろ言うんですけどね。

貯金から200万円と、実は親からも100万円借りているそうです。

ここまで読んだ方も思ったと思いますけど・・・

「辞めたら?」って言いそうになるのを我慢して考えていました。

まず古着屋を、リアルショップで、田舎の住宅街で、無名の経営者が、個人で、在庫も薄く、資金もなく、ってそれは無理でしょうよ。

彼女はブログもInstagramもフェイスブックもネットショップも集客スキームもありません。純粋にお店を開けば誰かが買いに来るっていう昭和の商売をしようと思ってるようなのです。

商店街の八百屋じゃあるまいし。

前に勤めていたお店はよく知りませんが、業界では老舗の大きな会社だったようです。そこの社長と喧嘩したっていうのを思い出してみて、きっと彼女に経営感覚がなく、そこがきっかけだったのがすぐ分かります。

店の家賃は7万円、アルバイトの人件費に12万円、光熱費5万円、その他の経費でも安く見ても数十万円。固定費が大きすぎるわりに売上を立てるための商品が少ないって。仕入れしながら売上をあげる資金繰りも考えてないし。

これで運良く融資を受けたとしたら、あっという間に破綻します。たぶん融資はされないでしょう。このまま終わりです。

素人の無計画な商売ごっこでした。

なぜ、自分ができることからはじめないのか私の感覚にはありませんでした。なぜ資金繰りが難解極まりないリアルショップなのか、なぜ固定費をかけるのか、なぜ事業計画がないまま店ができてるのか、意味不明です。

上手くアドバイスはできず、子供のTシャツを3枚買ってきただけでした。それなりにかわいいのは揃ってました。でも3枚で8000円。商品が3枚なくなって、その代わりに8000円が収入になっただけ・・・

それでもなんか可哀想だったので、正直に言いましたよ。

今のうちに店を出て、自宅で仕入れをメインにやって、収益あげるスキームを考えぬいてから再スタートしたら?って。

でもそれは受け入れられないようでした。なぜなら、彼女の夢は「自分の店を持つこと」だからです。
売上とか利益がどうこうではなく、自分の店ができてそれで満足しつつあるからです。

もう・・・無理だよそれは。

社長は孤独ですね。美咲ちゃんが言うように。この状態で叱ってくれる人がいないんですから。
友達のわたしももうそれ以上は言えません。

そら恐ろしい。

恐怖の館かと思いました。


スポンサーサイト

Newest

Designed by Akira.
Copyright © なつきレッスン2 All Rights Reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。